忍路中央小学校・忍路中学校へようこそ!
標高約60mの岬に挟まれる静かな湾内の風景が美しい夕日が映える「忍路湾」。その忍路湾の東側に位置する自然の色濃い「竜ヶ岬とカブト岩」。樹齢100年を越えるイチョウが生い茂り、忍路の歴史を今に伝える市内最古の歴史的建造物「忍路神社」。国道5号線沿いの断崖に桃岩がアクセントとなり、遠くには赤岩山を望む「桃岩・塩谷海岸」。点在する石造遺構が太古への想像力をかきたてる「忍路ストーンサークル群」。100年以上の歴史を持つ北海道内最古にして道内屈指の「蘭島海水浴場」。砂浜の静かな波打ち際の風景に溶け込む「フゴッペ岬」。ビニールハウスや果樹園が沿道に広がる田園風景が特徴的な「塩谷丸山・船取山から延びる舌状台地」。
語りつくせないほどの豊かな自然と歴史の恵の中で20名の児童と11名の中学生が健やかに学ぶ、小樽市内で1番古く、1番小さな学校、忍路中央小学校・忍路中学校へへようこそ!
令和5年度も引き続き、忍路中央小学校・忍路中学校は後志唯一の小中併置校として、9年間を見通した教育活動を行っていきます。
忍路中央小学校・忍路中学校の特色ある教育
忍路中央小学校・忍路中学校の校章について
忍路中央小学校の校章は、ここに学んでいる子ども達の精神を表したものである。
中央の円に「小」の字を配し、さらに郷土の象徴として波を描いた。3本のペンを交差させ、その根本に L(Liberty 自由) E(Equality 平等) F(Friendship 友愛)のイニシャルを刻んでいる。(昭和22年6月制定)
忍路中学校の校章は、中学校の「中」を中心として、3本のペン(勉学)とその間に、L(自由)E(平等)F(友情)即ち民主主義の基本的三原則の頭文字を配し、勉学にいそしみ無限の成長、発展を祈る意味を象徴している
(初代校長 一橋 精氏図案 昭和22年5月20日制定)
校歌
1 忍路中央小学校校歌
校歌の由来
昭和19年(当時は塩谷村忍路中央国民学校)に着任した第4代校長 一橋 精の作詞による。
2 忍路中学校校歌
作詞 小田觀螢 作曲 八州秀章
一 高き青空 かがやく日 二 深き碧の 忍路湾 三 青き山々 雨あらし
隈なく受けて 根も深く げにもめづべき 眺めにて 強く吹くとも 耐へしのび
育つ誠の 教え草 風さわやけき 学校に 末は世のため おのがため
こころ一途に いそしみて たゆむことなく 通いつつ こころ一つに 励み合い
花うつくしく 咲かすべし 明るきこころ 養はむ 苦しき道も 進むべし
学校教育目標について
学校教育目標
○かしこく ○やさしく ○たくましく
目指す学校像
ふるさと小樽市とりわけ忍路・蘭島・土場の特色を生かし、子どものために学校があること(子ども主体の授業の創造)、公立学校であること(保護者、地域に信頼される学校)、義務教育段階であること(生涯学習の基礎作り)を基盤にして、今日的な教育課題に速やかにしなやかに対応し、以下の学校を目指す。
○「人として正しいか、人間としてどう生きるべきか」を念頭に置き行動出来る子を、義務教育9年間のゴールとして育成していく学校
○愛情を持ち、子どもの良さを認め引き出し、居場所をつくり、失敗を恐れず挑戦させることができる学校
○小さなことにも感謝の気持ちを持ち、何事にもプラス思考で取り組む、地域に開かれ、地域とともに歩む信頼される学校
学校の歴史
1 忍路中央小学校の歴史
【忍路尋常高等小学校の概略】
明治 7. 7 忍路村字44番地に忍路教育所を創基する
10. 7 小樽量徳学校忍路分校と称する
28. 9 忍路尋常小学校と改称し、修業年限4カ年となる(2学級編成)
37. 9 忍路尋常高等小学校と改称し、修業年限4カ年となる(2学級編成。高等科は3カ年、38年6月から4カ年となり4学級編成)
昭和11. 3 蘭島尋常小学校と合併する
【蘭島尋常小学校の概略】
明治18. 2 蘭島村真宗寺を借りて開校する
26.12 蘭島村11番地に校舎を建築する(簡易科2カ年)
28. 4 蘭島尋常小学校と改称する(尋常科3カ年)
43. 4 蘭島村と忍路村の通学区域を共通にする
大正元年.12 蘭島村2番地に校舎を改築する
昭和11. 3 忍路尋常高等小学校と併合する
【忍路中央小学校の概略】
昭和11. 4 両校を併合し、忍路中央尋常高等小学校と改称する
新校舎に移転し、授業を開始する(8学級編成)
16. 4 忍路中央国民学校と改称する
7 忍路学校後援会を設立する
21. 4 保護者会を設立する
22. 4 新学制により塩谷村忍路中央小学校と改称する(9学級編成)
6 父母と先生の会が発足する
23. 3 同窓会より校章と校歌が贈られる
25. 4 緑化運動として落葉松600本を植樹する
33. 4 塩谷村と小樽市の合併により、小樽市立忍路中央小学校と改称する
2 忍路中学校の歴史
○昭和22年 4月 忍路小学校に併置し、3学級編成で開校する
○昭和22年 5月 塩谷村立塩谷第二中学校と命名、すぐに塩谷村立忍路中学校と改名される
○昭和33年 4月 小樽市と塩谷村の合併により小樽市立忍路中学校となる
○昭和62年10月開校40周年記念忍中祭が開催される
○平成 2年 4月桃内町内が校区となり、桃内小学校卒業生が入学する
○平成 9年10月開校50周年記念式典が挙行される
○平成19年10月開校60周年記念コンサートが開催される
○平成29年5月開校70周年を迎える