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避難訓練実施「家庭室から出火!」 6月10日(月)

2024年6月11日

 今日は、2階家庭科室から出火したことを想定した「避難訓練」を実施しました。

 1年生にとっては初めての経験となり、突然の警報ベルに少し驚いたかもしれませんが、緊急放送と担任の先生の話をよく聞き、ハンカチで口を抑えながら、素早くグラウンドに避難することができました。また、他の学年の様子からは、3年生が先に避難できるよう4年生が廊下で少し待ってあげるなど、お互いに助け合いながら避難することができていました。

 避難訓練で大切なことの1つは、まずは放送よく聞き火災の状況をよく知ることです。

 「出火場所はどこか?(近づかない)」

 「初期消火はできたか?(非難する必要があるのか?)」

 「どこに避難するのか?(最も安全で近い経路は?)」

 そして、担任の先生の指示に従い、さない、しらない、ゃべらない、どらない かづかない」(おはしもち)を徹底することも重要です。

 さらに、最も大切なことは、休み時間など近くに先生がいない時にも、放送をよく聞き、放送からの情報をもとに自分で考え、最も安全で近い避難経路を選択し、「おはしもち」を徹底しながら、避難できる力を身に付けることです。その際、上級生は困っている下級生がいたら、優しい声で「落ち着いて、静かに放送を聞くんだよ」や「一緒に体育館に避難しようね」、「ハンカチを口に当てて、一緒にグラウンドに行くよ」など、声をかけることができたら素晴らしいですね。

 小樽市消防署の方からは、児童に対して「昨年の避難時間の方が少し早かったですね」「避難訓練は、本番と同じ気持ちで参加することが重要ですので、次回の避難訓練ではさらに真剣な気持ちで、素早く避難できるよう頑張ってください!」とのお話がありました。また、職員に対しては「先生方は学校の消防士です。日頃から初期消火の意識を高くもち、もしもの時に備えてほしい」とのご助言もいただきましたので、明日からこれまで以上に火災や地震などに対する危機意識をもち、学校教育を進めていきたいと思います。