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6年生 小樽協会病院産婦人科 黒田敬史医師による「いのちの授業」実施! 3月11日(火)

2025年3月11日

 今日の5~6時間目は、6年生を対象に音楽室において、小樽協会病院産婦人科医の黒田敬史先生を講師に迎え、【いのちのすごさを知ろう】と【「働く」ってどういうこと?医師編】の2本立てで「いのちの授業」が行なわれました。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災からちょうど今日で14年目を迎えます。この震災ではたいへん多くの命が失われ、命の尊さを思い、命の大切さを考え、震災で学んだことを風化させることなく災害に備えることを目的として「災害時医療を考える会」が「いのちの日」と制定しています。その大切な意味をもつ「いのちの日」に黒田先生による「いのちの授業」が行なわれたことはとても意味のある学習となりました。

 最初の1時間は、3択クイズや担任の思春期エピソード、赤ちゃん抱っこ体験などを通して、みんながみんなとして誕生し、周りのお友だちと巡り合っていることが、どれだけすごいことなのか、一人ひとりが「奇跡」の存在であるということについて、とっても楽しく、分かりやすく教えていただきました。

 2時間目には、空気がガラッと変わり、実際の産婦人科医の1日を撮影した動画や、黒田先生の経験談を交え、「医師のしごと」「産婦人科のしごと」「夢がかなうしごとに出会うこと」「みんなに覚えておいてほしいこと」についてお話があり、いつも以上に真剣に耳を傾ける6年生の姿がたくさん見られました。安全に生まれてくることが決して当たり前ではないこと、働くとはどういうことなのかについてお話ししていただき、「いのち」や「働くこと」の重みを感じながらの深い学びの時間となりました。

 

  また、生まれたばかりの赤い肌をした赤ちゃんの映像から、赤ちゃんと呼ばれる由来を知り「そうなんだー!」と驚く様子や、黒田先生の経験談から「その後、赤ちゃんは助かったのかな?」と気になっている様子がみられ、「いのち」の尊さを知ることができた、実りの深い2時間になったようです。

 授業の後半、東日本大震災からちょうど14年目を迎える 3月11日 14:46 になりました。 教頭先生の全校放送によりみんなで黙祷を捧げました。

 

 授業中も、助手として来てくださった奥様に携帯電話を預け、呼び出しがあればいつでも病院に向かえる体制で授業をして下さった黒田先生。今日は銭函小学校の6年生のために、貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました!

また、来年もぜひよろしくお願いいたします!